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備忘録

読む

 ワイルド・ソウル/垣根涼介

年末年始を使ってようやく読了。久しぶりに読み応えのある小説を読んだ気がする。印象に残った一説は以下の通り。 「服を作るにあたって一番大事なことは何でしょう」 「想像力です。」その先生は言った。 「結果的に仕上がるだろう洋服の全体像を常に念頭に…

 『結果を出すリーダーはみな非情である』/冨山和彦

何かとリーダーシップ関係の本をよく読むようになったが、この本は、サイトで連載されていた記事で紹介されていた新著。今年から来年にかけて厳しい状況が見込まれるので、今のうちから読んでおけば、心の準備(?)になるかもしれない。以下は、Amazo…

成毛 眞/このムダな努力をやめなさい: 「偽善者」になるな、「偽悪者」になれ

ふらりと入った本屋さんで見つけて早速購入。字が大きくて行が少ないのであっという間に読了。 面白いので再読の価値あり。 この著者の本は、毎回、ちょっと肩の力が抜けていい。以下は、Amazonからの引用 内容説明 「しなくていい努力」までするな! 仕事…

 さよなら!僕らのソニー/立石泰則

就職先としてソニーを候補に挙げている人は、一読しておくのもいいかもしれない。要旨をメモする。 1)ブランド=クオリティ+メッセージ 2)革新的な商品を開発し続けないとブランドは消耗されるだけ。 3)経営者の最大のメッセージは人事 4)市場の声…

連鎖/真保祐一

帰途時に読んでいたのを読み終える。 以下は、Amazonからの引用 商品の説明 第37回(1991年) 江戸川乱歩賞受賞 内容説明 江戸川乱歩賞史上初の本格ハードボイルド。友人のルポライターの自殺に見舞われた食品検査官が、自殺の真相を探るうちに食肉汚…

 アベンジャー/フレデリック・フォーサイス

ようやく読了した。 フィクションといえども、以下が参考になる。 ・プロフェッショナリズム ・計画性・・・終わり(脱出するところ)から考えること。 ・体力 ・不要なものは極力持たないこと。以下、Amazonからの引用。 出版社 / 著者からの内容紹介 巨匠…

幸田真音/財務省の階段

この作者の著書を久しぶりに読んだ。短編の集まりだったので読みやすい。偶然にも、来週は霞が関付近に出張予定で宿泊先は国会議事堂のそば。少し早起きして政治の中枢を見学して来よう。官庁街で仕事するのも、ダイナミックでいいかもしれない。以下は、Ama…

竹内健/世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記

帰省中の車中で読む。タイトルは、出版社がつけたと思われるが、内容は面白い。大企業の研究者、MBA留学、大学教授と、活躍の場を色々とかえながら競争社会をサバイバルするべく奔走されている様子が伝わる。 色々とためになる部分が出てきたので、適宜、…

前刀禎明/僕は、だれの真似もしない

普段チェックしているブログで紹介されていたので早速注文して一気に読む。 日々の行動を意識して代えることも必要かもしれない。 以下は、Amazonからの引用 内容紹介 スティーブ・ジョブズに日本を託され、 掟やぶりの方法でアップルを復活させた 前アップ…

 柘植久慶/スーツケース一杯の恐怖

今読んでいる小説に参考になりそうなフレーズを見つけたのでメモ。 若い部下の育成方法は、繰り返し反復して教えることだ。ことあるごとに指導してゆく。それを聴き流したり理解せず失敗するものは、二度と起用しなければよいのである。 (P.65)以下は、Ama…

松井博/僕がアップルで学んだこと

ネットで注文しておいた本が届いたので早速読む。文体が読みやすいので、一通りは直ぐに読み終えられる。同僚(とくに企業経験の浅いあるいは企業経験を有さない人)とかにも薦めたい本ではある。 しかし、読みやすくて、ついつい要点を読み飛ばしてしまいそ…

片山修/「最強のリーダーたち」の考え方

少し古いが、参考になる考え方もあったので、以下にまとめておく。 堀主知ロバート(サイバード社長) 三年間ほとんど毎日、料金をどうやったら徴収できるかを考えた。(p44) 仕事をしていて嬉しそうな顔をしている人たちは、いい仕事をしているし、なん…

成毛真/日本人の9割に英語はいらない

タイトルが面白そうだったので読んでみる。 以下は、書籍からの引用。 <本当の学問をしよう>(p98~)人生有限、学無窮(歴史学者の竹内理三、人生は有限であるけれども、学ぶのは無限である、という意味) 学問とは、学び問うこと。ただ暗記するだけの授業は…

 森達也/視点をずらす思考術

面白いくだりがあったのでメモする。 『モンゴルの放牧民は、数百匹の羊たちの群れの中に必ず数匹のヤギを放す。周囲の動きに従う傾向が強すぎる羊は、変化に対応できないからだ。足元の草を食べつくしたらその場で立ちつくす。寒いときにも動かなくなる。と…

 成毛眞/「就活」に日経はいらない

今さら就職活動するわけではないが、著者に惹かれて読む。 ちょっとメモする。(逆に、採用側になる可能性がある) ・1万時間の法則 どんなことであっても一万時間練習すれば、どんな分野であってもプロフェッショナルになれる。一万時間とは、1日3時間、…

エンデユアランス号漂流記

南極探検隊による記録。南極に行ってみたくなる。 気づいたところをメモ 船の難破と放棄は、まったく計算外の打撃とは言えなかった。私の脳中には、幾月かのあいだ、そうした惨事のことがぼんやりと描かれ、予想されていたのだった。そうして、いくども、ど…

 成功という奴は、諦めてベンチに腰を下ろした隣に座っている」

『つぶれない会社には「わけ」がある』/林 總通勤中に読み終える。 気づいた点をメモしておく。 成功の4つの法則 (1)こだわりをなくすこと ・・・起業家は何らかの得意分野を持っている。得意分野がなければ起業は難しい。自分が他人よりも優れていれば…

 Mr.Handy(便利氏)の週末

1200‐1500:OJP:技術資料を参照する必要があったので、図書館にて、明細書を読む。途中、気分転換に週刊誌や本を読んでメモ。こういう場合、図書館は便利である。 ・人間は、動物として、最後まで餌を取る義務がある。餌を取ることができなけれ…

まじめの罠/勝間和代

飛ばし読みする。 以下は、まとめ。 真面目の罠 ・職場で与えられる目標や守るべき規則に、素直に、そして、まじめに従ってばかりいると、アイヒマン(ヒトラーものとで大量殺りくを指揮した人)化してしまう。(権威者の指示に容易に従わないことも必要) …

消える中間管理職/鴨志田晃

かつて在籍していた会社にいた人による著書を見つけたので読んでみる。 超一流のプロのスポーツ選手が常に口にすることは、決してライバルとの競争に勝つことではない。 彼らが意識し戒めているのは「自分との闘い」 プロフェッショナルの条件 (1)こだわ…

「仕事のアマ 仕事のプロ──頭ひとつ抜け出す人の思考法」(長谷川和廣)

こういう見方もある、という点で参考になる。(カッコ内は、アマ) <1. 勝ち抜く人から法則を学ぶ> (1)返答はいち早くする(×返答は正確にする) (2)イベントが顧客獲得に結び付いてよかった(×イベントが盛り上がってよかった) (3)仕事ができ…

山田智彦/銀行 男たちのサバイバル

年末年始に田舎に帰ったときに見つけた本を読む。銀行に勤務していた家人が読んだ本らしい。 ストーリー展開が面白く、一気に読んでしまった。 金融業界に進むことを考えている人は、一読の価値があるかもしれない。 以下は、Amazonからの引用。 出版社/著者…

内田和成/プロの知的生産術 BCG前日本代表が教える情報活用の秘訣

デジタル化とか手間のかかる手法よりは現実的な記載が。 今後の業務負荷を考えると、ガジェットにもこだわったほうが良さそうな気がしてきた。プロの知的生産術著者:内田和成楽天ブックスで詳細を見る

堺屋太一/平成30年

昔読んだときは、だいぶ将来のことと思っていたが、気が付けばもうすぐ。 日本の停滞している様子は、やはり当たっているような気がする。 さすがは、元通産官僚だけのことはある。 今の経済産業省の官僚には、これだけのストーリーを見通せる人はいないかも…

米山公啓/お金持ち脳になる10の習慣

一気に読了 <1>正しく予測しなさい。 二つ先を予測する。この先の自分の人生を変えたいと思うなら、まず既成の考えを捨てること。 人間には、予知する力がある。そう考えること。ハーバート・A・サイモンによれば、人間のホメオスターシス(恒常性)やバ…

水木楊/諜略海峡

日本、中国、台湾をベースにした諜報もの。 以下は、Amazonオンラインからの引用。内容(「BOOK」データベースより) 台湾政府高官が死ぬ間際に贈ってきた一冊の本。そこには、覇権国家・中国が企む、台湾武力介入計画を示す暗号が隠されていた。元自…

 ZAITEN12月号

在籍10年を迎えるにあたって、今後の生き方を考える。 (1)司法書士の危機 ・登記需要の減少、弁護士との競争。小職の属する業界は如何に? ・新しい飯の種を見つけ出した司法書士は強い。職域の範囲内でできることを考える。 ・電車のつり革広告等にあ…

見城徹/編集者 魂の戦士

著作からのメモ ・職業の理想は、好きでたまらないことを仕事にすること。自分を衝き動かすもの。 ・どの職業でも、プロとして自立するためには、この憑かれたようにのめりこむ時期を持つ。善悪でも、価値でも、評価でも、金銭でもない。それはそうしたいと…

破局の舞/千代田哲雄

読みやすかったのか、数日で一気に読めてしまった。 以下は、Amazonからの引用。 内容(「BOOK」データベースより) 日本有数の企業グループ、一邦会所属の危機管理会社に勤務する飯沼は、グループトップの邦和銀行大浜副頭取に呼び出される。グループ各社挙…

 今さら英語を勉強しなくても、グローバルエリートになれる39のルール/デュラン・れい子

鵜呑みはできないけれど、参考になることもある。1)私は、たまたまAに勤めている○○です。(Aの○○・・・NG) 社会への関心も持つこと。 2)一つだけ自慢できる趣味を持つこと。 3)職場の人間関係は、ボスか友達と知るべし 4)ユーモア精神を活かす …