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備忘録

見城徹/編集者 魂の戦士

著作からのメモ
・職業の理想は、好きでたまらないことを仕事にすること。自分を衝き動かすもの。
・どの職業でも、プロとして自立するためには、この憑かれたようにのめりこむ時期を持つ。善悪でも、価値でも、評価でも、金銭でもない。それはそうしたいというモチーフに衝き動かされているから。
cf.リルケの「マルテの手記」に「一行の詩のために」という美しい文節がある。一行の詩が生まれるには幾千の日夜を過ごさなければならない。
・言葉はある意味では記号。その水面下には膨大な事実の蓄積があるので、語録の一片は誰が言っても同じというものではない。

・行為として実践できるかどうかで、その思想や観念の価値は決まる。

・小さなことがきちんとできない人間に大きな仕事はできない。小さな約束ほど必ず守る。
・編集者の第1の条件は、相手に感動できること。一人占めしないで他人に分け与えたいという情熱を持つこと。
・これほどの努力を人は運という。(心の中では「おれは、あなたの百倍、血みどろの努力をしているんですよ」とつぶやく)
ヘミングウェイの小説「勝者には何もやるな」

以下は、Amazonからの引用

内容(「MARC」データベースより)
心が運動すると、風が起こる。熱が出る。光が発生する。人はそれに引き寄せられる。心が激しく震えるもの。それをみんなに、伝えたい…。そんな編集者魂を語る。NHK課外授業ようこそ先輩」を単行本化。