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備忘録

 Mr.Handy(便利氏)の週末

1200‐1500:OJP:技術資料を参照する必要があったので、図書館にて、明細書を読む。途中、気分転換に週刊誌や本を読んでメモ。こういう場合、図書館は便利である。

・人間は、動物として、最後まで餌を取る義務がある。餌を取ることができなければ、ライオンでも餓死する。ただし、互いに助け合えるのが人間社会のいいところ。(曽野綾子
・Done is better than perfect. (完璧よりも早い方がいい。Facebookの創業者Mr.Zackerburg)


☆餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? /林 總 (著)
以下は、まとめ。

・社長の仕事は会社をつぶさないこと。まずは会計を学ぶこと。会計は騙し絵(ルビンの壺、等)。
決算書が伝える内容には主張がある。
リストラ=現金を生まない固定資産(遊休設備、長期に滞留している在庫など)を処分すること
大トロよりもコハダの方が鮨屋はもうかる(∵回転が速いから)。ただし、回転寿司は、トロでも儲かるようにした(大量にトロをさばける仕組みを作ったから)
月次決算の必要性=目標を達成するためには、自分の弱点から目を背けないこと。
PDCA(Plan Do Check Action)サイクルを機能させるべし。予算と実績(金額)の比較ではなく、その背後にある事実と比較すべき。
PDCAサイクルは続く。よって、経営ビジョンが必要。経営ビジョンとは、北極星のようなもの(道しるべのようなものか?)
どんな会社にしたいか?経営ビジョン⇒中期計画⇒単年度計画⇒月次⇒日次⇒日々の行動
損益分岐点売上高を把握すべし。


高く売れる理由=血のにじむ努力を重ねて、長い時間をかけて、ブランド価値(=目に見えない現金製造機)を高めた結果。


顧客のニーズを絞り込めないのは、自分に自信がないから。
ビジネスモデルを構築すること。
粉飾決算にご注意(特に、在庫と売掛金
粉飾決算の見分け方
(1)3期分のバランスシートを並べる
(2)金額の増減が大きい科目に注意
(3)勘定科目(特に、材料、仕掛品、製品、商品)、売掛金、仮払金、繰延資産
(4)損益計算書も3期分並べる
 なじみのない勘定科目に注意。
 利益率の推移をチェック。
(5)経営者と直接話する。現場に足を運ぶ。


一流の蕎麦屋には無駄がない。=生産現場の普遍的な姿。


製品原価を下げる
(1)工場の維持費
(2)材料費
(3)製造スピード(=回転率)


工場は「価値」を作りこむ場所(ものを作る場所ではない)。価値ある活動だけをするべし。
可視化(例、価値ある活動=青、価値ない活動=赤)
必要なだけ買う
大雨が降ってきた場合、濡れたくなければ走る(=回転を速くする)


暇つぶしは一番忙しい仕事である(イギリスの格言)
パーキンソンの法則=組織が拡大するがゆえに、業務が拡大する


経営者の仕事は機会損失を最小にすること
決算書の裏側には、真実が隠されている
会計数値で異常を見つけたら、そこを突破口にする。何度も現場に足を運ぶこと。
日産自動車のV字回復は、逆粉飾決算の可能性ある(回復を印象付けるため)


バランスト・スコアカードにおける4つの視点
(1)財務の視点 (2)顧客の視点 (3)業務(内部プロセス)の視点 (4)学習と成長の視点

以下は、Amazonからの引用

出版社/著者からの内容紹介
本書は、ビジネスストーリーで学ぶ会計の入門書です。
<ストーリー>
中堅アパレルメーカー「ハンナ」のデザイナー由紀は、父の遺言により倒産寸前
の会社社長に就任した。しかし、経営に何の興味もなければ経験もない由紀は、
途方に暮れてしまう。さらに、メインバンクの文京銀行本駒込支店長高木から、
「1年経っても業績が改善しなければ融資を引き上げる」と通告されてしまう。
由紀は会計のプロである安曇の指南を受けながら、つぎつぎと襲いかかる困難に
立ち向かう。そして1年後、運命の日がやってきた・・・。

<本書の読みどころ>
本書は、会計についてほとんど知識のないビジネスパーソンでも、ストーリーを
読み進めるうちに、自然に決算書の読み方やキャッシュフロー経営のしくみ、
経営に必要な会計センスが身に付くという内容になっています。会計につい
て知りたい人、会社数字に詳しくなりたい人、経理部や経営企画部の人、広くビ
ジネスパーソン全般に、おすすめしたい1冊です。