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備忘録

 森達也/視点をずらす思考術


面白いくだりがあったのでメモする。
『モンゴルの放牧民は、数百匹の羊たちの群れの中に必ず数匹のヤギを放す。周囲の動きに従う傾向が強すぎる羊は、変化に対応できないからだ。足元の草を食べつくしたらその場で立ちつくす。寒いときにも動かなくなる。ところがヤギは同調圧力に従わない。草がなくなればさっさと他の場所に移動する。寒ければ風邪を防ぐ場所を探す。ぞろぞろとそのあとに続く羊たちは、結果として飢えや寒さから身を守ることができる』(p19)

以下は、Amazonからの引用。

内容紹介
日本中が二項対立と単純化の論争をしている。
角度を変えて物事を捉えてみる。
時差をつける。
逆の発想をしてみる。
政治・憲法・メディア論等、「個」を貫くことで世界と繋がる心と脳の鍛錬法。
内容(「BOOK」データベースより)
空気を読むのをやめてみないか!メディアの常識に従わずに世界を見つめる試み。