OldNew

備忘録

 今さら英語を勉強しなくても、グローバルエリートになれる39のルール/デュラン・れい子

鵜呑みはできないけれど、参考になることもある。

1)私は、たまたまAに勤めている○○です。(Aの○○・・・NG)
社会への関心も持つこと。
2)一つだけ自慢できる趣味を持つこと。
3)職場の人間関係は、ボスか友達と知るべし
4)ユーモア精神を活かす
5)明るくオープンマインドな人がモテル。
6)身の丈にあった生活を恥じない強さを。
7)メール依存症から脱却すること
8)超多忙な人は、携帯通話派。
9)相手の目を見て話す習慣をつける。
10)「ありがとう」は頻繁に。「すみません」は慎重に
小さなことにも「有り難う」を連発すること。
「すみません」(I am sorry)と聞いた外国人は、「I am sorry, this responsibility came to me」(これは、私の責任です。)と受け止めるから。
中国の人も、ヨーロッパ、アメリカ同様、自分の非を認めない。
ただし、本当に自分が悪いと思ったら、すみませねん、で良い。要するに、使い分けること。
11)ディベートはゲームと考えて気軽にすること。
ディベートとディクテーション。日本でディクテーションが普及していないのは、ディベートに慣れていないから(その場で、ぱっと文章が作れないから、かもしれない。)
オバマ大統領は、専属のスピーチライターがついているが、演説原稿は、自分で書くらしい。手法は、ギリシャ時代からの修辞学を踏まえているとのこと。
ハーバード大学での教材は、マーチンルーサーキングJr.による「I have a dream」
12)フランスの「哲学カフェ」の精神を学ぶ。
議論と言い争いとは違う。フランスでは、哲学は、考える力を養う最も大切な教科と考えられている。哲学の知識を得るだけではなく、深く考える、という練習をしている。
ハマダ弁護士によれば、大陸法系の法律学は、授権と受権のヒエラルキーで成り立っており、したがって演繹法以外は使うことは不可能。
一方、英米法系は、判例法主義を採っており、判例は、一つ一つは、その事件の具体的事実関係に縛られているから、そこから一般的な法を抽出する手段として、「帰納法」以外にはありえない。
ロースクール名物のソクラテスメソッドは、それを理解させるための手段として発達したもの。
きちんと日本語が話せて、かつ、書けなければ、英語にしても相手に伝わらない。

13)「空気読み」能力をフルに活かすこと。
繊細な感受性を頼りに緻密な人間関係を気づいてきたのは、稲作中心の共同体の協同作業から。
ただし、日本人以外も使う。
14)阿吽の呼吸のグローバル版を練習すること。
「友情とは、自分と異なる考え方をする友人を受け入れること」(フランス・サルコジ大統領)
「大国フランスの不思議」(山口昌子)。日仏首脳会談で、シラク大統領と対等にやり和えられたのは、読書家だった橋本通産相。専門分野以外の議論のほかに、教養問題がでる。
15)「根回し」も「ネゴ」も、先進国のやり方で。
人脈を作りたかったら、自分の友人、知人を紹介すべし。
16)積極的にコネを作ること。
表敬訪問は、日本の恥。
17)走らないのは紳士。走るのはエレガントではない。
18)握手しながらお辞儀をしないこと。握手のときは握手だけ。お辞儀のときはお辞儀だけ。
相手が女性のときは、相手を待つ。手の甲にキスをするのは・・・(爪の手入れを忘れずに)
19)女性に、ワインの酌をさせてはいけない。
ワインボトルを持った手を逆にひねると、ダブルクロス(裏切り)と思われるので注意。
20)誰彼かまわず名刺を渡さないこと。
ロンドンのハロッズのトイレにいた女性(夜の商売の女性風)は、日本人ビジネスマンからもらった名刺を束にして持っていたとのこと。
21)電車の中で漫画を読まない。
22)いつも、グループで行動しないこと。
ファッショ(全体主義)と見られるから。買う気のないのに店(特に、ブティック)に入らない。
23)ドアを開けたら、自分だけするりと通り抜けないこと。

24)自分は黄色人種であって白人とは思わないこと。
英語で黄色はいい意味を持っていない。キリストを裏切ったユダが着ていた服の色だから。
25)日本は、アジア・アフリカ圏の国ということ。
26)人種差別されたら、すぐさま抗議すること。
相手を目でにらむとか、「それがどうしたの?」というとか。
27)お金で解決しようと考えないこと。
プレゼントでいいのは、花か、チョコレート。
28)日本がどう見られているかを知ること。
昔は、ちび、カメラ、めがね
今は、猫背、O脚、歯並び
日本人と韓国人の違いは、乱杭歯。やわらかいものを食べていてあごの力が衰えてきたから。

29)相手国の習慣を尊重すること。
ゲストの国の習慣に合わせる。
イギリス王室の晩餐に招かれたアラブの首長が、フィンガーボールの水を呑んだのを見たエドワード8世(新婦損婦人と結婚して王位を放棄した人)は、同様に、フィンガーボールの水を飲んだとか。。。
30)20歳以上の女性には、マダムと呼びかけること。
31)タテマエ、ホンネは、簡単には変えない。
・水に流したくても、相手は流してくれないこともある。
・その場限りを言わない→適当なことを言わない→うそを言わない→正直が一番
32)性善説を見直す必要があるかも。
性悪説の方が問題が生じない場合もある。マンションの鍵が日本では一つしかないこと。オートロックの玄関で他人がいたら一緒に入らないこと、など。
33)働くときは働き、休む時は休む、と定める
34)青い目の女性スタッフから信頼を得る方法を学ぶ
セクハラ、PC(Political Correctness)に注意。
35)紳士の国のおしゃれを真似る
モナコのアルベール二世:スーツは、紺か黒、シャツは白、ネクタイは、明るい色(ピンク、ブルー、イエロー)

36)グローバルの基本は、ヨーロッパとキリスト教
ヨーロッパの人がアジア、アフリカ、アメリカに進出。暮らしの基本は、ヨーロッパの精神。ヨーロッパの精神は、聖書が基本。
37)レディズ・ファーストは、弱者へのいたわりの心。
38)男女は、ペアで行動する。
39)笑顔は、「私は、あなたの敵ではありませんよ。」という合図