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備忘録

 Three Good things

・寝る前にその日に会った3つの良いことを書くことを一週間続けると良い。(例、うつ病の予防や改善にも有効らしい。)

プレジデント誌の過去の記事をチェック。
以下、要点をメモ。(PRESIDENT 2010年2月15日号)

「毎日、就寝前に、その日にあった『よいこと』を3つ書き出し、これを一週間続ける」

3つのよいことを書いたり、嬉しかったことを書くだけで、人間がこんなに変わるということが本当にありうるのか?
→部分と全体の間には面白い関係がある。それは、部分が変わると全体が一変することがある。

いやなでき事に対する認知を変える
例、だまし絵(老女と美女の絵)同じものでも、一部の見方が変わると、全体の見え方が一変する。

Three good thingsの参加者は、それまで漫然と過ごしていた1日の中に、何かよいことを3つ探し出し、それを軸に1日を見直している。

またハッピーノートの参加者は、いやで仕方がなかった介護の中に嬉しかったことを探し出し、それを軸に介護を見直している。

このようにこれまで思ってもいなかった「よいこと」や「嬉しかったこと」をあらたに見出し、それによって見直した世界が、それまでとはまったく違ったものに見えても不思議ではない。

よいと思ったことや嬉しかったことを、ただ思ったり感じただけでは、すぐ消えてしまう。しかし、
→書きとめると、客観化されて心にしっかり残る。
→振り返えると、自分の変化や進歩に気づく。

いやな出来事そのものが不快感情を起こさせるのではなく、その出来事の認知――その出来事の受け取り方――が不快感情を起こさせる。
→ したがって不快感情を解消するには、いやな出来事に対する認知を変えればよい。例、3つのよいことを書く。介護中で嬉しかったことを書く。>>>日常生活や介護に対する認知を変えるため

人を変えるのは、three good thingsやハッピーノートだけではない。たまたま読んだ本の一行が人生を変える。
上司のひとことが部下を一変させる。
例、入社5年目でBMWの新車を年間122台売って日本一になったセールスマン。「田舎では新車は売れない。会社をやめよう」と思った→
支店長・・・「ここで一花咲かせてみろ。今やめたらどこに行っても同じことの繰り返しだぞ!」。
→その一言がセールスマンの迷いを吹き飛ばした。平凡なセールスマンが凄腕セールスマンに変身した瞬間。
→ 人は成長するには時間がかかる。だが、変化するには一瞬で足りる。

three good things、ハッピーノート
・・・お金も、特別な道具も、相手も不要
就寝前に、その日にあった「よいこと」や「嬉しかったこと」を書きとめ、それを一週間続けさえすればよい。
→あなたは自分が無意味な存在どころか、大いに意味がある存在だったことに気づき、あらたな悦びと生きる意欲を見出すに違いない。