OldNew

備忘録

Mr. Handy(便利氏)の一週間 2011.5.116-5/20

2011.5.16 0715−2100
・0700過ぎに出勤。デスクで朝食を取りながら、秘書が作成した英文レターをチェック。先月送った書簡に関連するものだったので、クライアントが参照しやすいように、その書簡の日付を追加する指示を書いて秘書に送信を依頼。
・0730:OJP:拒絶査定の報告の起案を開始する。一部クレームが拒絶されていたので、早期権利化の観点から、審判請求+拒絶されていないクレームを残す補正を行なうとともに、分割出願の提案を行なう。
・0845:新入所員紹介&連絡。新体制についての連絡がなかったので、同僚と話し合う。所長の経営リーダーシップについて疑問を感じる。
・1130:SUS:クライアントから応答の指示を受信したので、代理人宛に応答指示レターを作成する。
(昼食、から揚げ他)
AJP:OA報告の起案を開始。クレーム補正案を検討しながら、英文クレームを合わせて作成。途中、GLとSGLと今後の体制について議論。というよりも、現在の経営の課題の指摘が中心話題。
OJPについて特許審決された事件について登録料納付が完了したことを確認。4月に訪問したクライアントの案件であるため、一件落着で嬉しい。
AJP:応答案の見込みがついたので、OA報告を仕上げて送信。
OJP:応答案の検討を開始したが、思考できないので中断。2100退勤。

2011.5.17 0715−2100
・OJP:OA報告の起案の続き。今日のインドセミナーの出欠が危ない。
(昼食、ミンチカツ)結局欠席することに。
・OJP続き:「設計事項に過ぎない」との認定に対する反論として、引例の技術思想が異なるから、設計事項を使用とする動機付けはない、との反論を検討する。1800過ぎに応答案および報告レターの起案がやっと終了。
1830:SJP:応答書の起案を開始。応答期限を1ヶ月延長していたが、その期限が明日に迫ってきたのであせる。意見書の起案を開始したところで本日の執務終了。

2011.5.18 0715−2100
普段どおり出勤
・SJP:昨日の続き。意見書が完成したので、提出報告レターを作成して、秘書に補正書および意見書の提出を依頼。
・LJP:OA報告の作成を開始。審査経過を見ると、検索報告結果に基づいて、審査官が簡単に拒絶理由通知書を起案しているように見える。この点をベースに応答することを提案。
・DJP:中国からの出願に対する二回目のOAについての報告を記案。36条の記載不備のみなので簡易報告とし、在外代理人からの指示を待つことにする。
・FUS:局指令に対する応答案が届いたので内容を吟味してクライアントに報告。従属クレームが許可されているので気が楽である。
・FCN:局指令に対する応答案を受信したので、報告書簡の起案を開始。OAおよび在外代理人書簡をレビューしたところで執務終了。

2011.5.19 0715−2100
・FCN:OA報告を何とかまとめる。応答方針としては、認定誤りを理由とした反論+従属形式の不備を正す補正。報告の送信を秘書に依頼。
・SUS:FinalOAに対する回答をクライアントから受信したので、早期応答すべく指示を送信。
・MJP:応答指示を受領していたので、補正書および意見書を作成して、翌日の提出を秘書に依頼。at least との記載を追加する指示を受領したが、記載内容に照らして追加しない補正を選択。訳語から不要であると判断したとのコメントをつけて報告予定。
・SDP:クライアントから受領した応答方針に基づいて補正書および意見書を作成して、秘書に送信を依頼。
・OJP:他の事務所から移管されてきた中途受任案件について、OA報告の起案を開始。対応USにて特許されているので、それを元に、他の拒絶理由を解消するために必要な補正を追加する応答案を提案予定。

2011.5.20 0715−1730
・OJP:前日の続き。応答方針が固まったので補正案を起案しつつ、OA報告を作成。ネイティブ弁護士にプルーフリーディングを依頼。
・MUS:特許査定謄本に記載されていた参考文献の番号について文献がヒットしないので審査官に問い合わせたところ、誤記とのこと。ただし、資料を処分したので正しい番号は、今となっては分からないといわれた。US代理人に適当に対応してもらう。
・SUS:前任者担当の案件についてOA報告を起案。
for・・・ingを避ける表現を用いた補正案が提案されている。
unit for transmitting >>> unit operable to transmit...

本日は、新入君の歓迎会。二次会はボーリング。久しぶりではあったが盛り上がって、いい歓迎会になったと思う。
一次会で同僚から、とある意思決定を打ち明けられる。いよいよ、今後の進路を考える時期か?