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備忘録

虚像の砦/真山仁

創作といえども、メディアの内幕が想像できる。
組織で生きる人や利害関係者の様々な思惑が交錯。

以下は、Amazonからの引用。内容(「BOOK」データベースより)
中東で日本人が誘拐された。その情報をいち早く得た、民放PTBディレクター・風見は、他局に先んじて放送しようと動き出すが、予想外の抵抗を受ける。一方、バラエティ番組の敏腕プロデューサー・黒岩は、次第に視聴率に縛られ、自分を見失っていった。二人の苦悩と葛藤を通して、巨大メディアの内実を暴く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
真山 仁
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2003年、大手生命保険会社の破綻危機を描いた長編『連鎖破綻 ダブルギアリング』(共著・香住究名義、ダイヤモンド社)で小説家デビュー。以後、熾烈な企業買収の世界を赤裸々に描いた『ハゲタカ』(講談社文庫)が現在の筆名での第一作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)