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備忘録

 タウンシップ・ツアー & シティ・ツアー

すでに手配していたツアーに参加

0735:朝食を取りに食堂に行くが、まだ準備中のようだった。オレンジジュースをグラスに注いでバルコニーから外を眺める。真っ青な夏空。そのうち、朝食の準備ができたので、皿に取り分ける。メニューは昨日と同じ。ハム、チーズ、パン、目玉焼き、マッシュルームを焼いたもの。ミニトマト
0810:午前のツアー(タウンシップツアー)のピックアップ時間にロビーに行くと、やはり迎えに来ていない。フロントの人に確認してもらうと、10分ほどで到着とのこと。部屋で待機する。結局、40分ほど待って迎えに来てくれた。その後も、もう一組を別のホテルで拾って、ツアー開始。
0900:最初は、ディストリクト6というエリアに行き、昔の居住区がどのように開発されて変わってきたかを車中から見せてもらう。その後、博物館に行き、昔の生活の様子や、携帯が義務付けられた身分証明証を見せてもらう。黒人、カラード等の表記が身分証明書に印刷されている。
0930:LANGA地区のタウンシップ(非白人居住区)を訪問。ここは、黒人のタウンシップ。一番治安が良いから、というのが訪問の理由らしい。黒人社会は、相互コミュニティが発達しているらしく、引ったくりや暴力を働くと、見せしめとしてみんなの前でぶたれるらしく、躾が行き届いているらしい。一方、カラードのタウンシップは、ひったくり、ドラッグ等が蔓延しており、また、大人自身に問題があるようで、規律が崩壊しているらしい。
最初、青空キッチンで黒人のガイドから話しを聞く。青空キッチンには、晩御飯のおかずとなる豚の頭が4,5個置かれていた。その後、歩きながら、地区の中に進む。途中、雑貨屋や床屋があり、大抵、外におかれた椅子に大人が座っていた。手を上げると向こうも手を上げて挨拶してくれる。写真をとってもいいか聞くと、OKといってくれる。いい人のようである。ただ、仕事がないため、ぶらぶらせざるを得ないのであろう。ちなみに、今回のツアーで最初に訪れたジンバブエから、仕事を求めて大量の入国者がいるらしく、彼らが安い賃金で仕事を請けるため、南アフリカ人の仕事が奪われているらしい。どこの国でも同じような事情を抱えている。
途中、御土産や(確かにツアーバスを数台見かけたので観光コースにもなっているのであろう。)に立ち寄りながら、最初のお宅の前まで到着。2DKぐらいの間取りの部屋に二家族が住んでいる。かつては、一つのベッドに一家族(4人ぐらい)が生活していたらしく、狭いので、キッチン等でも寝ていたらしい。
次のお宅は、1Kのような間取りのお家。
1330:予定よりも時間オーバーで終了。

1415:ウォーターフロントにて待ち合わせ。午前中と同じガイド。
なぜか、ダイヤモンドの販売店を案内される。見るだけ。そういえば、南アは、ダイヤモンドの産地。ダイヤモンド以外に、タンザナイトを紹介される。タンザニアで取れる宝石らしい。知名度がそれほどないので、今のうちに買っておくと良いと勧められる。
その後、博物館へ。途中、歩道のベンチについて、白人専用と書いてあることの説明を受ける。人種差別の名残が残っている。
1520:テーブルマウンテンに行こうと思っていたが強風のためケーブルカーが動かず断念。代わりに、シグナルヒルを案内してもらう。シグナルヒルから見下ろす眺めも素晴らしい。ウォーターフロント、ロベン島など。その後、下山してホテルまで送ってもらう。1750ぐらいにホテル着。