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備忘録

ツアー3日目ヴィクトリアの滝(ジンバブエ)観光→南アフリカ共和国に移動

0700:携帯の目覚ましで目を覚ます。昨夜、Bomaディナーというコース(要するに、バイキング料理)で、沢山食べたので、おなかがすいておらず、果物だけを食べることにする。コテージのテラスにいすとテーブルがあるので、そこで公園を見ながら食べる。鳥は沢山見かけるが、動物を見ることができない。もっとも、今は、雨期のため、水が豊富なため、ホテルの敷地内に設けた水溜りにわざわざ来なくても水を飲めるから、らしい。

0815:ホテルのレセプションに行き、運転手とともにヴィクトリア滝に向かう。途中、道路沿いを歩く人に出会う。車を所有できないためか、徒歩、ミニバスに分乗、という形での移動が多いらしい。

0835:約20分ぐらいで到着。駐車場を降りて歩くと、掘っ立て小屋みたいな土産物屋の兄さんから、合羽と傘のレンタルの勧誘を受ける。青空だったので不要とも思ったが、運転手が勧めるので、合羽だけをレンタル(US3ドル)。10ドル紙幣を渡すと、お釣りがない、というので、観光から戻ってきたときに支払うことに。滝の入り口で入場料(US30ドル)を支払う。ジンバブエの経済レベルから見たら、入場料は高すぎるが、他に産業がないから仕方がないのかもしれない。そもそも、ビクトリア滝は、リビングストン達が発見したのであって、ジンバブエの国民が作ったわけでもない筈だが。窓口で紙幣を小額紙幣に交換してもらおうと依頼したら、(予想していたが)ない、といわれたので、あきらめた。

0845:運転手が何時に戻ってくるのか聞いてきたので、10時半ぐらい、と答えて、入場する。コースに沿って歩き出す。水が落ちる音が聞こえてくる。迫力の違いを感じる。写真を撮りながら順路を進んでいるうちに、水飛沫を受ける。滝の水とおもったら、いつの間にか、そらも雨模様。合羽をあわてて着る。地元民のいうことは、出任せではなかったようである。本降りになってきたので、木陰で雨宿りをしたが、降り止む気配がしない。仕方ないので、歩き出す。まずは、ザンビアとの国境まで行く。国境には橋が架かっており、ここから、バンジージャンプができるらしいが、今日はやっていない。天候のためか、それとも、先日、ロープが切れて下の川(ワニがいる)に落ちたとのニュースを聞いたためか?ザンビアを眺めた後、滝沿いの小道を歩く。ところどころ、岩場があり、滝を間近に眺めることができる。足元が滑りやすいので注意しながら、少しずつ歩を進める。滝つぼに吸い込まれそうな感じがする。ナイアガラの滝とは、スケールが違う。世界三台瀑布(ナイアガラ、ビクトリア、イグアス)を見るときは、かならず、ナイアガラ→ビクトリア→イグアス、の順に見るべき、と、インターネットのサイトか何かで見たことがある。大きさがぜんぜん違うので、順番を間違えるとつまらなく思うらしい。ビクトリアの滝でこのスケールなら、イグアスの滝が楽しみである。色々思いながら、出口に戻る。お土産屋があったので、小額紙幣を手に入れるために、絵葉書(1枚1ドル)を買って10ドル紙幣を渡すと、お釣りがない、という。しかたないので、何も買わずにゲートをでる。

1040:合羽を借りた窓口に行き、10ドル紙幣を渡すと、どこからともなく、小額紙幣を持ってきた。最初から渡せ、といいたくなるところ。しかし、すぐにおつりを返さず、ジンバブエのドル紙幣を見せて、買わないか?といってくる。ハイパーインフレで、貨幣価値が下がったため、ゼロの数が増えた紙幣が流通しているらしい。見せてもらった紙幣は、ゼロが14個ぐらいあった。当方にとっては紙切れなので(ジンバブエ国民にとっても同じであろうが)、US1ドルとなら交換してやる、といったら、10ドル、といってきたので、取引不成立。ハイパーインフレの一幕を見る。(日本政府、しっかりして下さいね。今のうちに、外貨預金をした方がいいかも。。。)
車に乗ってホテルに戻る。

1100:ホテル到着。11時半に空港に出発、ということで運転手と別れる。荷物をパッキングしてチェックアウト。フロントでは、スコットランドからの二人組に会う。これから空港に向かうとのこと。さすが、腐っても大英帝国。アフリカでも普通にイギリス人を見かける。ホテルのマネジャーがなかなか仕事を進めないので、イギリス人とは、「アフリカ時間」だから仕方ない、と諦め顔。運転手によれば、十分に間に合うから、とのことで、それを信じる。ようやくチェックアウトが完了したので、空港に向かう。15分ほどで到着。チェックインカウンタで搭乗手続きをする。発見の機会がないのか、航空券は手書き。シーズンオフのためか旅行客も少なめ。

1310:定刻よりも少し早く出発。
1500:2時間弱で、ヨハネスブルグに到着。入国審査を受ける。訪問の目的は何か?と聞いてきたので、sightseeing(観光)と答えると、それは何か?とまたたずねて来たので、美しい景色を見ること、と答えたら笑っていた。ひょっとして、暇つぶしにからかわれていたのかもしれない。
ケープタウンに向かうために、国内線のターミナルに移動。ガイドブックによると、スーツケースを運んでやるとかいって人が近づいてくるようなことを読んだが、そのようなことはなかった。チェックインを済ませて、セキュリティチェックをとおって、空港ラウンジにて待機。サンドイッチを食べる。

1950:ケープタウン空港着。空港には、イギリスの航空会社(ブリティッシュエアウェイズ、バージンアトランティック)の飛行機も見られる。ロンドンからは、ノンストップ便が飛んでいるらしい。彼らにとってはアフリカに行くというよりも、別荘地に行く感覚かもしれない。

空港での出迎えを受けて、ホテルまで運んでもらう。夏のためか、少し空が明るい。ケープタウンの夜景を見ながらホテルに到着。疲れたので、明日の日程を確認した上で就寝。