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備忘録

9月4日(木) Day 6(ローマ→オルヴィエート→ローマ:チヴィタ観光)

前夜からいろいろ考えた挙句、ローマ市内観光も面白くないので、近郊に足を延ばすことにする。
持参したMacBookAirで検索すると、チヴィタ・デ・バーニョレッジョ(Civita di Bagnoregio)という土地が良さげ。
陸の孤島らしいので、訪問することに決めた。
チヴィタ・ディ・バーニョレージョ - Wikipedia

0930:朝食。パン、ジュース、コーヒー。ハムやチーズがない。食事の内容については、フィレンツェの宿の方がよい。

食後、ローマ・テルミニ駅に向かい、ORVIETO駅(オルヴィエート)までの切符を購入。
10時30分ごろに出発する列車で、ORVIETO(オルヴィエート)に向かう。


客室と通路がドアで区切られているコンパートメント形式の列車。1990年の旅を思い出す。


1時間10分ほどして到着。


予め、ローマに戻る列車の時刻表を、自動券売機で確認して念のため、デジカメで撮影。


昨夜、ウェブで調べた情報を頼りに、駅構内の売店(タバッキ)にてケーブルカーの切符を購入。
ケーブルカーに乗車。結構な急斜面。


到着後、バス乗り場を尋ねて歩く。


山頂の駅付近の駐車場で、青いバスを発見。


近くで確認すると、確かに、バーニョレッジョ(Bagnoregio)行き。


バスの側にいた運転手らしき人に確認したところ、12時45分まで出発しないとのこと。1時間弱、駅の側の公園で過ごす。
1245:バスが出発。刻印機が動いていなかったので、運転手に、乗車日時を切符の裏に手書きしてもらう。(もっとも、乗客の数が少ないので、検札もなかった。)


出発したら、下り坂方向に向かう???暫くすると、ケーブルカーに乗車したふもとの駅に停車。ケーブルカーに乗車する必要はなかった。。。
その後約1時間走行し続ける。
美しい田園風景。


途中、要塞のような景観も。


ブドウ畑?も目につく。イタリアのワインも確かに美味しい。


山間のうねった道路をすいすい走る。標識にもBagnoregioの文字が見える。


バス車内の様子。
乗客は、10名ぐらい?


14時頃に到着。それらしき眺めが前方に見える。


青いバスを下車した後、歩くかどうか迷ったが、ほかの旅行者がバスで行くと行っていたので、白いローカルバスに乗車(1ユーロ)。


小さな標識を頼りに歩き出す。


階段を下りて、数百メートルの道のりを歩く。時折旅行者に遭遇。


漸く、CIVITAの入り口に到着。
陸の孤島のような景色。橋を渡るために券売所で入場券(1.5ユーロ)を購入。


入場券を橋の端にいるおじさんに見せると、真ん中を少し破いて返された。


細い橋を歩く。途中、雨が降ってきたので傘を差しながら歩く。


結構な上り坂。


後ろを振り返るとこんな感じ。


漸く、入り口に到着。


小さな町という雰囲気。
しばし散策。といっても、歩ける範囲は徒歩数分以内。


旅行者は少ない。


軽食屋にて昼食。メニューを見てもわからないので、スパゲッティがあることを店員に確認してから店に入る。
陸の孤島にあるためか、アサリのスパゲッティはメニューになさそうだったので、カルボナーラを注文。少しぱさついており、味は、可もなく不可もなく。


ちょっと、ボリュームがお上品すぎたので、スープも追加注文。


食後も少し散策。


しばらくぶらぶらしてから、小型バスの発着所まで戻る。
振り返ると、先ほどまでいたチヴィタが小さく見える。


青いバスは1725までないということで、バス停付近で1時間ほど座って過ごす。何もせず空気を味わう。日本では考えられない時間の過ごし方かもしれない。。。
時間通りに青いバスが来たので乗車。下校時間帯のためか、生徒らしき若者が途中から乗車してきて、また、降車していった。
干し草が転がっている。


優雅に乗馬をしている人もいる。


1時間ほど走行して、鉄道駅(ORVIETO)に到着。ここでも1時間ほど待つ。


ルーマニアからカナダに移住したという旅行者としばし会話。イタリアが好きで毎年来ているとのこと。
今日が最終日で15日のヴァカンスを終えて帰国するといっていた。
1928発のローマ・テルミニ行きが到着したので、カナダからの旅行者に別れを告げて乗車。
2050頃に到着。


テルミニ駅そばのリストランテ(Tomoko Tudini)にて夕食。とりあえず、ビールを注文。大ジョッキを注文したら、本当に大きかった。値段もビッグ(14ユーロ=約2,000円!)


折角イタリアにいるのでピザを注文。


このリストランテは、地球の歩き方に乗っていたが、味は普通。
周りにはたくさんの店があるので、開拓した方が面白いかもしれない。
22時頃にホテルに戻る。翌朝の朝食時間を9時として予約。


突如決めたチヴィータ行きだったけれど何とかなったという感じ。
ただし、列車、バスを乗り継いていくとともに、本数が少ないので乗り継ぎに時間がかかり、一日がかり。
むしろ、宿泊するつもりで言ったほうが、ゆったり感を味わえるかも。