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備忘録

偽造証券/幸田真音

読むのは何度目か。読むとニューヨークに行きたくなる。
以下は、Amazonからの引用。

内容紹介
大量の有価証券と共に元エリート為替トレーダーが失踪した。堅苦しい日本を飛び出し、ビジネスの拠点をNYに移した女性たちの実態を取材するため渡米した祥子は、相次ぐ不祥事に大揺れの邦人金融界に飛びこんでしまう。銀行内部の不正調査専門家と偶然同宿になった彼女は、銀行の元同僚たちと協力して組織の巨悪と闘うことに……。『ニューヨーク・ウーマン・ストーリー』を改題。
内容(「BOOK」データベースより)
大量の有価証券と共に元エリート為替トレーダーが失踪した。堅苦しい日本を飛び出し、ビジネスの拠点をNYに移した女性たちの実態を取材するため渡米した祥子は、相次ぐ不祥事に大揺れの邦人金融界に飛びこんでしまう。銀行内部の不正調査専門家と偶然同宿になった彼女は、銀行の元同僚たちと協力して組織の巨悪と闘うことに…。

解説にある一節。
「私の職業は外科医ですが、以前よりいわゆる経済小説といわれるものが好きで、いろいろ読んでいます。(中略)私が経済小説を好んで読むのは、自分の世界以外でもみんな厳しい状況で日夜戦って生きていることを自らに知らしめ、『辛いのは自分だけではないのだ』と自分を叱咤激励することができるからです。」
「日常は激務に追われ、経済や政治に疎遠な生活をしていても、その世界をおもしろく、かつ分かりやすく案内してくれる経済小説の醍醐味はつきない」