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備忘録

これからの10年を後悔しない働き方

下記のサイトで、「これからの10年を後悔しない働き方(前編)」 という記事を見つけたので、以下に、要点をメモする。 http://diamond.jp/articles/-/16883?page=2

仕事において大切な3つの原則
<1>「頼まれたことは必ずやりきる」
依頼する側にしてみれば、催促が必要な相手には仕事を頼みたくなくなるが、頼んだことを自主的にやりきってくれる人には「次の仕事も頼もう」という気になる。仕事をたくさん頼まれることこそが成長の糧になる。
言われたことをきちんとやるというのは本当は当たり前。上から頼まれた仕事には何らかの付加価値をつけること。「10日でやれ」と言われたら9日で終え、「10の案を出せ」と言われたら11案出す。10日で10案出すのは“普通の人”。“普通の人”ですら一般には2割程度しかいない。「9日で11案」を出し続けられる人なら、周囲から認められ、頭角を現す。

<2>世の中には、仕事をおもしろくできる人とできない人の2種類しかいない
「50点でかまわないから早く出す」。自分でできるところまでやったら50点の状態でもいいから上司や先輩に見せたほうがいい。周囲の力を借り、スピーディーに軌道修正することが、「頼まれたことを必ずやりきる」ことにもつながるから。

<3>「つまらない仕事はない」
 特に若いころは、同期と比べて「自分だけがつまらない仕事をしている」と感じたり、「他の会社にはもっとおもしろい仕事があるんじゃないか」と思ったりしがち。しかし世の中に「おもしろい仕事とつまらない仕事」があるわけではなく、「目の前の仕事をおもしろくできる人とできない人」がいるだけ。(注:大前研一氏も著書の中で同様のことを言っていた覚えがある) 一見単調に思える仕事も、工夫して自分なりの付加価値をつけようと意識すれば、つまらないと感じることはない。どんなルーチンワークも、「足腰を鍛えるために欠かせないんだ」と考えて臨めばやる気がわくはず。
 どんな仕事でも、明るく楽しそうにやる人とそうでない人がいる。結局のところ、仕事を楽しめるかどうかは本人の気持ちの問題が大きい。明るく前向きに仕事に取り組む人は、おのずと結果も変わる。

「Excellence is a thousand details.」・・・「卓越は千の細部なり」、つまり「一見つまらないことが、塊になるとすばらしいものになる」という意味。

ビジネスパーソンの「幸せの3条件」
<1>「やりたいことをやっている」こと
「これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず(何かを知っているという人は、それが好きだという人には及ばない。しかし、何かが好きだという人も、それを楽しむ人には及ばない)」(論語
⇒つまり、仕事に興味や関心や情熱を持ち、ワクワクモードで取り組めることが大切。

<2>「やっていることが人から評価され、感謝されている」

<3>「やっていることが評価・感謝されるだけでなく、納得のいく収入に結びついている」こと

日本にはいる6000万人のビジネスパーソンのうち「幸せの3条件」をクリアしている人はいったい何パーセントいるか?せいぜい10%。10%の仲間入りをしたいのであれば、「時間」という名前の友達の助けを借りながら、「幸せの3条件」を満たすキャリア作りに取り組むべき。まずは、自分が本当にやりたいことをよく考えてみることから始めるべき。

「好きなこと=心地よいと感じる状況」というように解釈してみると、やりたいことを探すヒントになるかも。

好きなこと・・・自分が「意味」と「意義」を見出せるもののこと。
意味・・・「目の前にある目標を達成するために必要かどうか」ということ。
意義・・・「社会的にどんなミッションを果たせるか」ということ。

「じっくり考えてみたけれど、意味と意義を見出せる仕事がどうしても見えてこない」という人は、まずはいま自分の前にある仕事に一生懸命取り組むべき。
自分は何が得意か、何をやっていると楽しいと感じられるかは、実際にやってみなければわからない。特に若いうちは選り好みせず、目の前の仕事に食らいついたほうがいい。