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備忘録

いくつかの書籍を斜め読み。


弘兼憲史(愚のすすめ)
名を捨てて実をとる
(例)天ぷらうどん+ご飯どんぶり⇒(天ぷら+ご飯)+うどん⇒天丼+うどん

上司の信頼を勝ち取るテクニック
・・・蕎麦屋の出前に徹する
例、できるか?ときかれたら、はい、と答える。
わかるか?ときかれたら、はい、と答える。そのあとで必死に勉強する。

人と人の関係は、撃てば響く関係が気持ちよい。

やってみたい、やるべきだ、と考えたら、即やってみる。
長考は、考えないことにも通じる。⇒小人閑居して不善をなす。

過ぎたことは過去のこととして割切る。くよくよしない。

末次選手・・・毎日2千回の腹筋・・・強くなっていくのはうれしいから。淡々とこなす。
辛苦は、明るく生きるためのトレーニング。

淡々と生きるためには、組織や集団は、ないものと思え。

立ちふさがる壁を崩すものは、ひたむきな思い。

明るく元気な挨拶

愚になれるほど明るいリーダーがいい組織を育てる。

悲壮感をあおるリーダーは、息苦しい。

*小倉寛太郎
(「沈まぬ太陽」の主人公のモデルとされる人)
パキスタンテヘラン、ナイロビ・・・と海外配属され、JALの御巣鷹山墜落事故の後に、帰国した人。
・人間を大雑把に分けると、?頭の良い人間と悪い人間、?人の良い人間と悪い人間、に分けられる。組み合わせは、4通りできる。
最高は、頭が良くて人の良い人間、最低は、頭が悪くて人の悪い人間。
組織の性格は、2番目に、どちらの性格の人間(頭が悪くて人が良い、or、頭が良くて人が悪い)を持ってくるかに依存する。

男の美学(佐高信
・外のものにこだわらない
・決断は、孤独の中でする
・ハンマーと手(釘をかなづちで打つ場合・・・右手は目立つが、左手が釘を支えて初めて、右手の金槌は釘を打てる)・・・成長を支えるのは経営者(右手)だけではなく、労働者や技術者(左手)もそうである。
⇒組織では、左手を見ないといけない。
・Economist誌の編集長・・・土日は、新聞、ラジオ、テレビを見ない。情報を遮断する。
・男の生き方40選

13歳からのシンプルな生き方哲学(マガジンハウス社)
(1)人と同じ方向に逃げると、戦闘機に撃たれるから、逆方向に逃げる
(2)威張り続けた配属将校
(3)日本の貧しさと占領軍の豊かさ
?(4)9 to 5 Personになってはいけない。命がけで24時間、仕事をするように。
GHQ将校の言葉)世界中の成功者の生き方。
(5)松下幸之助の言葉
・・・ツイている人になりたかったら、ツキのある人と付き合うこと。
人には、その人の最もして欲しいことをしてあげること。

クライアントと一体化する。

・日本国増税倒産(森木亮、著)

人財革命(橘・フクシマ・咲江)
わき目も振らず働くこと
どんな仕事も嫌がらずに必死に働くこと
下積みはチャンス。
最初の5年は、体力も気力もあるので、限界まで働くのが良い。その後が楽。
最初にハードな職場(外資コンサルティング会社等)を経験すると、比較的打たれづよく、仕事に対する粘りも出てくる。
9時から5時まで残業なし、という負荷の少ないところに就職すると、厳しい環境に入ったときに苦労する。持続力も欠ける。
⇒能力の差というよりも、最初に仕事を覚えたときの刷り込み、つまり「仕事とはこういうものだ」という認識の違い。
体力のあるときに全力で働いた経験は、「自分はここまでできる」「自分はここまで頑張れる」といった自信につながる。
若いときの苦労は、買ってでもしろ・・・仕事のできる人の多くは、こういう道を通ってきた人。
働かされていると思いながらする仕事は、つらい。しかし、「自分の実力をつけるため」「自分を成長させるため」という思いを込めれば、充実感を味わうことができる。
ハードな仕事をしている人に、生き生きとした人が多く、愚痴を言う人は少ない。自分なりの意義を見出しているから。
与えられた環境で成果を出すこと。

第1印象は、正しい情報であることが多い。

相手を思いやる心。二十代後半から三十代前半は、傷つきやすいらしい。
ジェネレーションギャップを乗り越えるコツは、相手を思いやること。
問題を人のせいにせず、自ら、人を思いやる心を育てること。

人は、自分が経験していないことを理解できない。
想像する。シミュレーションする。⇒世界が広がる。
マニュアルを過信しない。
創造性、柔軟性、戦略的思考が鍛えられなくなるから。
マニュアルが用いられるファーストフード店でも、仕事のできる店員は、顧客のニーズに敏感に反応している。例、荷物を持っている客に、トレイを突き出さない、とか。

感情を表現すること。
豊かな語彙をもちつつ、適切なタイミングでその言葉を使うべし。

失敗の原因を相手に求めている限り、成長しない。
社会は、つねに、公正、公平、ではない。
「打たれ強さ」を鍛える・・・打たれ弱さとの違いは、想像力の差。相手の立場から見える風景を想像できる人は、打たれ強い。

・「作業」を「仕事」に変える
ビジネスの基本・・・相手が何を望んでいるか事前に察知し、それ以上のものを提供すること。より早く、より的確に、相手の望むものを提供した人が、顧客に評価され、結果的に、会社に貢献する。
・会社が機会を与えてくれないという前にすべきこと⇒「こいつなら任せられる」と思わせるような努力や実績を上司に示すこと。
・チャンスを与えられる人は、必ず、どこかで認められるだけの努力をしている。
・上司は、常に、あなたの仕事振りを見ている。

・チャンスを呼び込む仕事の仕方、とは
「もし自分がその立場だったら」と仮定してシミュレーションすること。
その仕事を、自分に任されたものとして仮定し、何を考えるべきか、何をすべきか、どうすれば最も良い結果を引き出すことができるかを、想像力を駆使して疑似体験する。要するに、スポーツ選手のメンタルトレーニングと同じ。
例、プレゼン資料の作成を依頼されたら、プレゼン担当者になったつもりで、資料を作成する。
要求以上のものをしていたら、チャンスはやってくる。上司の覚えがめでたくなるのではなく、実力が上がるから。
・作業とは、与えられたもの、命じられたもの。
・仕事とは、作業の意義(何のためにするのか)を考えながらするもの。
・仕事とは、自らが、オーナーシップ意識を持ってするもの。
・上司と衝突したとき、上司の意見をまずは、受け入れてみる。上司になった理由があるはずだから。それでも納得できないとき、反面教師として役立てることを考える。

・努力を過信してはいけない。
・能力を伸ばすのに必要なのは、マインドセットを変えること。
・仕事の目的を考えている人は、質問や提案をする。

・目線は高く。
・プロフェッショナルを目指すべし
・プロフェッショナル=専門知識+ジェネラリストの資質
・他社でも成果の出せるスキルを持つ人
・マーケットの特性、時代の動向を分析し、戦略的思考を持ち、ビジネスモデルを構築できる人
・企業が直面する問題点に気づき、解決する選択肢を与え、最善解を自分の責任において決断し、戦術的に実行できる人。
・自分の専門とどのような関係を持っているのか?を意識する。

コミュニケーション
・相手の理を認めたうえで自分の意見をいう。
・相手を理解するには、エンパシー、を持つこと。
・自分の能力を伸ばす2つの勉強法=?常に問題意識を持つこと。?いいな、使えるな、と思ったことは、積極的に自分の中に取り入れること。
シミュレーションは、これらを同時に学べる。
・常に、うまくいかなかったときのための次善策を用意すること。セカンドキャスト(プリマドンナの代役)を意識すること。
・危機管理能力の基本は、今自分がやっていることがうまくいかなかったらどうするか、を考えること。

青い鳥症候群、の原因は、不満の原因が全て自分の外側にある。自分の外側に解決策を求める限り、問題は永遠に解決しない。問題の本質は、自分の中にあるから。
・どんな状況におかれても、人のせいにせず、そこから何かを学び取ろうという積極的な姿勢で取り組むこと。
・自分に与えられたミッションを達成しようと努力すると、キャリアアップは成功する。
・もう一つの原因は、自分がやりたいことがわかっていない。⇒まずは、目の前にある自分の仕事をきちんとこなす努力が必要。
・「出世」よりも「成長」を目指す。⇒自分でコントロールできる目標を立てること。社内の役職を目標にしても意味がない。運もあるから。
・目標は、「昨日の自分」を超えること。
・若いうちの挫折は、良い経験になる。相手の気持ちが分かるから。

・頑張っているのに評価してもらえない、と思ったときは、まず、「何故、評価が低いのか」を考えること。自分と組織の各期待値を意識すること。
・外部の評価を目標にすること。

・回り道は、近道にもなる。
・余分は、養分になる。
・大きな目標よりも、小さな目標を立てること。(例)3年後に・・・、よりも、毎日、5分間・・・する。
・「失敗」から何を学ぶか?
・できない、という苦手意識を捨てる。なせばなる。

・グローバルな人材とは
求められる専門的資質・・・(1)ビジネスセンス、(2)企業家/起業家精神、(3)コミュニケーション力、(4)危機管理能力、(5)創造的・柔軟な問題解決能力、(6)情報技術
業界の知識、ジェネラルマネジメント経験、セールスとマーケティングの経験、海外経験、多様性
語学力・・・バイリンガルマルチリンガル(三ヶ国語以上)」

戦略的思考・・・さまざまな要素を全体的に捕らえ、優先順位をきちんと設定すること。
失っていはいけない日本人の資質・・・エンパシー(感情移入)、人の話を良く聴く、謙譲・礼儀、忍耐