上海逃避行 Day ２ （２０１１．７．２）
上海→蘇州→上海
上海近郊の蘇州を訪問。
昨日歩き疲れたため早起きできず。
８時ぐらいにようやくおきだして、ホテル１５階にて朝食。
チェックイン時に何とかパッケージとして、インターネット、夕食前の軽食、朝食などがセットになったパッケージをオプションで申し込んだため、意地でも朝食を食べることにする。今日の蘇州観光では、ランチを取る予定をしていなかったので、おなかに持ちそうな肉類（ハム、ソーセージ、ベーコン）をたっぷり食す。
今日の天気予報は、最高気温が２７度から３５度の間とのこと。聞くだけで気絶しそう。。。
水の用意を確認した上で、ホテルを出発。いつもと違う道を選択してメトロの駅に向かう。交差点で、ふと視線を右にやると、メトロの表示が。昨日まで使用していた駅よりも最寄に駅があったことに気づく。メトロ４号線の浦電路駅から上海鉄道駅に向かう。８駅約２０分で到着。
上海駅で、上海新幹線の切符を蘇州まで購入するため、切符売り場に向かう。
当初、自動券売機で購入するつもりが、外国人は窓口に行くように、との掲示に気づき、別棟にある切符売り場に。中国語ができないので、メモに、日付、行き先、出発希望時間、帰りの希望時間を書いたメモを窓口担当者に渡す。１１時１８分発の切符が提案されたので、ＯＫと返して、支払いを。さらに、パスポートの提示が求められ、わたすと、顔写真の部分がスキャナに記録されていた。無事、往復切符をゲット。
出発まで１時間ほどあったので、上海駅周辺を歩くことにする。が、少し歩いて後悔する。今日は、最高３５度になる日ということを失念していた。
それでも、近くの道に沿って一周し、駅近くのデパートに入る。各フロアが、携帯端末の小売ショップで圧倒された。かつての、名古屋のアメ横、大阪の日本橋（そして、おそらくは、東京の秋葉原？）の電気街がビルに入っているような錯覚を受けた。
しかし、明らかに、客よりも店員の方が多かった。これでもやっていける上海はすごい。
その後、上海駅に移り、待合室に。上海駅では、ホームごとに待合室があり、蘇州行きの列車の出発まで１０分ほどあったところ、待合室には大勢の旅行客が。出発が遅れているのかと思いきや、待合室の客は、次の列車の乗客であった。売店のおじさんが、早く行け、と急かしていたわけが理解できた。ホームには和偕号が。
切符は、ファーストクラス（６０元）で、ホームに女性の乗務員が待ち構えていた。５号車４号の座席に先客がいたので、移動してもらって着席してから数分後に静かに「和偕号」が出発。
途中、時速３００キロを記録。専用の線路でもないのにこれだけの速度を出せるのは、フランスのＴＧＶのおかげ？
５０分ほどして、蘇州駅に到着。
当初、レンタル自転車で観光する予定でいたが、それらしき店が見つからず、結局、タクシーで行くことに。ところが、タクシー乗り場には長蛇の列。いったん躊躇して列を離れたところ白タクの運転手らしき人による勧誘。当初訪問予定の名刹が含まれていなかったので断ってタクシーを選択。
長蛇の列に並ぶこと約５０分。ようやくタクシーに乗車して、盤門に。運転手も停車場所を間違えながら、何とか到着。１３時半。降りて歩き始めると汗が流出。
切符を購入して入場。しばらく園内を散策。
盤門を出た後、滄浪亭に向かう。タクシーを拾うことを考えていたが、まったく見当たらず、結局、１キロほど炎天下を歩く羽目に。水のペットボトルをリュックサックに持っていたので、なんとか、目的地までたどり着く。
２０分ほど、見物して北上する。相変わらずタクシーを捕まえられないので、延々と歩く羽目に。蘇州の目抜き通り「観前街」を通り抜ける。その後、獅子林に到達。歩きっぱなしで疲労困憊のため、それまでの訪問先ほど熱心に見物に身が入らない。それでも、雰囲気を味わったので満足。
帰りの列車の出発まで１時間半。タクシーが拾えないことは分かったので、駅まで歩くことにする。途中、拙攻園を横目に見ながら、蘇州駅を目指す。今回の蘇州訪問で全てを見ようとするのが無理であって、一部をあえて残すことが、次回の訪問のきっかけになるという勝手な理屈を作り上げる。
安心して駅に向かう。ようやく到着したと思ったら、そこは、バスターミナル。さらに、２０分歩く羽目に。余裕を持っていたのが幸い。出発の２０分前に到着。駅の待合室で一息。
結局、昼食を抜いていたことに気づく。
和偕号に乗車して、上海に。帰りのファーストクラスは、ガラガラ。
。蘇州からは３名。次の駅で２名。ファーストクラスは日本のグリーン車のようなもので快適。帰りは時速３００キロにはお目にかかれなかった。ｌ
１７時３８分発で上海には１８時１０分ごろに到着。無事に上海に帰着。
メトロ四号線に乗って最寄り駅まで。
ホテルのハッピーアワー（２０時まで）に間に合いそう。
今日は、ランチもかねてたらふく飲み食いするつもり。
