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備忘録

 マネジメント/リーダーシップ

週末の上海旅行が気になるが、そのまえにチェック。(日経ビジネスからのメモ)

サムスン電子工業の会長
0)亀山モデルを参考にしているが、後追いモデルの限界からか、業績が悪化。
1)我々は、自己革新しなければならない。
2)創造性豊かな人材育成に力を入れる。仕事の仕方がクリエーティブになり、新ビジネスや新製品で新しい市場を切り開くことができる可能性があるから。(しかし、実際には液晶や半導体に変わる事業は生まれていない。)

人生には悩み、トラブル、アクシデントその他の苦境がつき物だけれど、
チャレンジ計画を立てると、プレッシャとは無縁の取り組みができるらしい。
1)目的:私が自分に望む行動は______。
2)期待:周囲(個人名?)が自分に望む行動は_____。
3)コントロール:私が周囲に望む行動は_______。
4)現実検討:そのために、現実的に自分ができる行動は______。
5)短期計画:そのために、今、なすべきことは______。
6)中期計画:そのために、____までにすべきことは______。
7)情報収集:情報収集すべきところ・人は_______。
8)社会資源:協力してもらえるところ・人は_______。
9)サポート:気持ちや経過を話せるところ・人は______。
10)ストレス対処:乗り越えるまでにかかるストレスに必要な対処方法は______。
11)報酬:もし、これを乗り越えられれば、(自分にとって有益・良いこと)_____。

永松茂久氏「感動条件」(陽なた家ファミリー代表取締役
・出店・拡大を目指していたが、先輩からつまらないこと、といわれて方針転換。銀行に多額の借金をしてまで多店舗展開するよりは、お客さんに好かれる店を作ってお金を落として頂く。
・拡大を目的としなくなったら経営観もがらりと変わった。
・人は非効率なものに感動する。
・自分ではなく誰か他人のために、と考え始めた時に人は強いパワーを発揮する。「フォーユー」の考え方。
・不景気のためか、自分本位の考え方(フォーミー)が蔓延している。フォーユーという方針を立てれば、莫大な数のフォーミーの人を市場にすることができる。
・お客さんに満足してもらうのも、スタッフと力強いチームを作るのもフォーユーの考え方が有効。

シリコンバレー
IT産業のメッカから、電気自動車産業のメッカへ?
電気自動車は、通信事業と同じ。走行した距離に応じて料金を課金。電気自動車の価格の半分を占める充電池はリースにするため、安価で購入できる。
シャイ・アガシ氏(ベタープレイス創業者、イスラエル出身)最も影響力のある100人。
イーロン・マスク氏(テスラCEO、南アフリカ共和国出身)
・スミュール社

三菱電機は、「問題の見える化」を徹底している。誰かが指摘すると、とにかく、いったん受け入れる。「そんなことはない」といわずに、素直に受け入れてみる。その後、なぜ、そのような問題が生じたのか、真の原因を追究する。原因が見つかれば8割の作業は終わり。あとはそれを解決するだけ。
これを自発的に継続すること。
問題点を指摘する方が勘違いや誤っている場合もありえるが、それでも受け入れる。そこに問題があると思っている人がいることは事実だから。
「私は正しいと思ったら終わり。大きな気持ちで見直しましょう」と社内で言っているらしい。社長が言えばみんなが納得?
改善活動は続けることが大事。途中でやめると、元に戻ってしまうから。
改善活動の優先順位:1)品質、2)コンプライアンス、3)安全・・・今の職場は果して???
・改善活動の究極の目標は、自発的に継続して改善活動ができる人づくり。業績が落ち込んで苦しいときでも、代々の経営者は、地道な改善活動を続けた。
・震災で明らかになった弱点(ロジスティクス、分散化?)についても、外部から指摘された問題点を、受け入れて改善の機会としている。
・日本人には、倫理観と、静かなる闘争心がある。
液晶テレビは、大手の10分の1しか売れていないが、利益も出ており、映像技術のためにも、辞めるつもりはない。
・パワー半導体事業は、基幹事業なので、自社で内製している。「イノベーションのジレンマ」に陥らないように、次世代商品の開発も強化している。
三菱電機の社長は、偶然、5代続けて、京都大学の理工系出身らしい。

鹿島
・十年一剣を磨き、すわ鎌倉。
・欧米の建設会社は、問題が起きると、弁護士がぱっと出てきて、工事をとめてしまう。→施主が追加の工事費用を払うようになる。
日本企業は上手くない。ついついやってしまう。メンタリティを見抜かれている。改善の必要あり。

井上慎一(ピーチアビエーションCEO)
・トップが一番仕事を楽しまないと、誰もついてこない。その姿勢が成功を呼び込むと教えてくれたのは、LCCの先輩経営者らしい。

三枝匡
・個人が元気であり続け、伸びる組織」を作るには、営業や開発、販売等組織を拡大するのではなく、一人一人の「創って、作って、売る」という権限を増やすことが大切。
・個人が自由に事業を提案して、実行組織を作るユニット制を採用。
・社員にビジネスプランという詳細な事業計画を作らせていること。事業の強みと弱み、顧客は何を考えているのか?徹底的に調べて作ること。
フレームワークの重要性・・・フレームワークとは、「考え方」の「考え方」のようなもの。経験から抽出した本質。いいフレームワークを持っていればいい戦略が作れる。それを作れる人が市場を作れる。