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備忘録

Mr.Handy(便利氏)の一週間 2011.6.13-6.17


2011.6.13 0715−2100・いつもどおり0700過ぎに出勤。朝食を取りながら、サイトをチェック。
・SDP:納品が遅れている出願明細書の作成に着手。発明者原稿に目を通す。クレームの起案を開始する。
・同僚2人が出勤してきたので、先週からの懸案である担当振り替えについて議論する。結局、打ち合わせに同席した他の同僚が、原稿を作成し、その旨を、仮納品時に説明する方針に決定。
0900:FUS:クレームの起案中に、秘書が、クライアントからの応答指示書を持ってきたので、RCEを行なうべき旨の応答指示レターを作成する。Finalに対する主張が不十分であったようなので、クレームの記載に基づいて主張する点を明記する。在外代理人は、その点を失念していたのか?
・SDPのクレームの起案を続けながら、下図のドラフトを開始。
・今期の分野別の実績(一人当たり平均)を上司から受領する。
(昼食:ハンバーグ他)
・午後、SDPのクレームドラフトおよび下図が完成したので、一旦、終了。
・LJP:在外代理人から補正案を受領していたので、補正書の起案を開始。クレームの和訳を作成。その後、意見書の起案に着手。補正書を見直しながら、英文クレームおよび提出報告を作成。2000終了。明朝に見直して、提出予定。
・FUS:在外代理人から、特許公報の誤記訂正(andi→and)を請求した旨の報告を受領したので、内容をチェック。
・MUS(×3):クライアントから、最終局指令に対する応答指示を受領したので、応答指示レターを起案して、秘書INに送信を手配。
・SDP:クライアントから、応答指示を受領したので、補正書および意見書を起案して、秘書YNに送信を手配。分割出願が予定されているので、有り難い。本日の営業終了。


2011.6.14 0715−2100・いつもどおり0700過ぎに出勤。朝食を取りながら、サイトをチェック。
・LJP:昨夜起案した補正書、意見書、補正後の係属クレームおよび提出報告をチェックして、秘書ENに提出を依頼。
・EJP:YH事務所から移管されてきた中途受任案件。国際段階の英文明細書データ、および、基礎出願の審査経過をチェック。放棄されているので、多少は気が楽。
・PJP:補正書の起案に着手。本日の提出は難しいので、応答期限当日である明日に提出予定。
(昼食:さば塩焼き他)
・FUS:IDSの提出指示に対して在外代理人が提出していなかったことについてクライアントに報告兼問い合わせ。最近の判決(Terassense Inc. vs Bcton Dickinson)をチェックする必要あるが長い。
・SUS:欠勤者の代わりに、在外代理人に対して、応答指示書簡を作成して、秘書AWに送信を依頼。
・MUS:基礎出願の特許査定において記載されていた公報番号をJPOに問い合わせたところ誤記だが今となっては正しい番号が分からないといわれた件について、その旨の連絡を在外代理人に伝える書簡を送信。
・SJP(×2):海外出張中の同僚の案件について、自発補正指示を受領したので、自発補正書の準備を開始。1件は、翻訳の手配を秘書EHに依頼。もう1件は、補正書を起案。
途中、鑑定事件の受任の可否についてクライアントからメールを受信したので、海外出張中の同僚にメール送信し、回答を要請。
1700:米国出張中の同僚の事件について、応答完了の確認および分割出願期限について問い合わせる電話を、ヨーロッパから受ける。久しぶりの国際電話で、しどろもどろ。1時間以内に回答欲しい旨を伝えたところ、分割出願しないとの回答を受領。時間が時間だったので、ひと安心。
1730−2100:PJPの起案を続ける。意見書を起案しながら補正書を見直し、適宜修正。


2011.6.15 0715−2100・いつもどおり0700過ぎに出勤。
・0715−0810:PJP:昨日起案した応答書、補正後のクレーム、提出報告を見直した上で、秘書MTに提出を依頼。何とか1ヶ月の延長で完了。
・0900:クライアントから新規依頼の電話を受ける。担当者の負荷を確認した上で改めて回答する旨お伝えしておく。
・FUS:先日、RCE指示を出した案件について、RCEせずに応答することを在外代理人が提案してきたので、クライアントに問い合わせ電話をかけるも不在。
・0930−1045:KUS:局指令に対する応答書のドラフトを修正するようにクライアントから連絡を受信したので、修正指示を起案して、在外代理人への送信を秘書HTに依頼。
・MUS:許可通知後の補正についての指示レターの起案を開始。
(昼食:酢豚、いんげん、ひじき他)
1305:FUS:在外代理人からの問い合わせを報告した上で、回答方針を確認し、在外代理人の提案に一任することで同意頂いた。
・KUSについて、同僚から、在外代理人宛の指示レターのチェック依頼を受けたので、内容をチェック。
・EJP:他の事務所から移管されてきた案件について、OA報告のために明細書のレビューを開始。
・SJP:自発補正に関して、秘書EHから、発明の名称の変更の要否を尋ねられる。そのままの方が分かりやすそうなので、補正しないことにする。
・クライアントから、送信されてきた新規依頼について、指名された担当者に受任をお願いすると共に、配分を他グループのリーダにも依頼する。
・英文レターの代筆サイン多数。
・EJPを再開。クレーム補正案の起案を開始し、合わせて、英文クレーム補正案の作成を進める。続きは翌日。なんとか、期限に間に合いそう。


2011.6.16 0715−2100・いつもどおり0700過ぎに出勤。
・EJPの続き。英文クレームの修正を行なう。OA報告を仕上げて、秘書EHに送信を依頼。1130に完了。
・同僚と今後のことについて、話す。再度、一緒にやろうということを誘われる。
・EPにおける口頭審理について同僚から問い合わせを受けたので、一緒に考える。
・MUS:局指令の報告の起案を開始。詳細コメント不要のクライアントであるため、要旨をまとめた上で、秘書INに送信を依頼。
・SDP:実施の形態の録音を開始。
・DUS:アドバイザリーアクションが発行されたので、報告内容を検討。 pre-appeal brief conferenceの請求を提案予定。
内容を確認するために、USPTOのホームページをチェック。↓
http://www.uspto.gov/web/offices/com/sol/og/2005/week28/patbref.htm
クライアントの担当者は、電話で口頭の指示が多いので、明日の夕刻にFAX送信するように、秘書YTに依頼しよう。
・AEP:退職予定の上司から引き継いだ案件。3回目のOAであるが、内容が複雑なので、在外代理人が提案する補正案の検証を中心に報告


2011.6.17 0715−1900・いつもどおり0700過ぎに出勤。
・ボーナスの説明。20分ほど我慢する。
・同僚のクレームチェック。途中、ボーナスの明細書が配られる。支給は20日とのこと。
・個人で出願された案件について、拒絶理由通知に対するコメントおよび補正案を検討し、パスワードをかけた上でメールにて送信。やはり、メールは便利である。
・EJP:日本語特許出願の明細書をチェック。
・SUS:アドバイザリーアクションに対する応答指示を受領したので、指示レターを起案。
・退職する上司と四方山話。