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備忘録

Mr. Handy(便利氏)の一週間 2011.6.6-10

2011.6.6 0715−2100・いつもどおり0700過ぎに出勤。朝食を見ながら、サイトでクライアント企業の決算発表をチェック。今期の業績見通しは厳しいようなので、我々の事業も相当の影響を受けることが予想される。
・SUS:在外代理人からの特許査定報告をチェック。
・月一の会議のため会議室に。ただし、急ぎの案件があったため、MP3プレーヤーを持参し、ノイズをシャットアウトしながら業務を続ける。
・SDP:出願明細書をチェックしてコメントを作成して秘書に送信を依頼。
・KUS:在外代理人からの応答書ドラフトをチェック。一部クレームに補正内容が正しく反映されていないことに気づく。ファイルをたどると、在外代理人への指示の際に、クレーム補正案の1ページが欠落していたことに気づく。急遽、修正依頼のレターを作成して秘書に送信を依頼。
・個人の出願人から連絡を受け、急遽対応。拒絶理由通知に対する応答をお願いしたいとのこと。
・SDP:拒絶査定不服審判を請求するための請求の理由を起案して、クライアントへの送信を秘書に依頼。
・KJP:補正却下決定+拒絶査定について、報告書簡を作成。却下理由および査定の要旨を簡単に記載して応答方針を問い合わせることに。
・OJP:補正書の起案を開始。まずは、補正クレームの英訳に着手。


2011.6.7 0715−2100
いつもどおり出勤。朝食を取りながら、メールをチェック。昨日来所された個人の出願人から、早速、メール返信あり。提出済みのデータ等が添付されていた。反応が早くて助かる。
・OJP:補正書の作成を継続。補正書の内容が固まったので、意見書の起案を開始。途中、補正書の文言の見直しを合わせて行なう。
(1800〜)MUS:許可通知(NOA)を受けていた案件について、在外代理人からIssueFee発行前の補正案を受領したので内容をチェック。軽微な記載の不一致を見つけたので、そのコメントを付記して、クライアントへの報告を秘書に依頼。
(1900〜)EJP:拒絶査定不服審判の請求理由を起案。明日が請求期限のため、少々焦るが、落ち着いて反論を組み立てたいところである。基本的な骨格が仕上がったので、本日は終了。明日、見直して提出する。


2011.6.8 0715−2100
いつもどおり。朝食にミニクロワッサンを食す。
EJP:前夜に起案した審判請求書を読み直して加筆修正し、提出報告を作成し、秘書に提出を依頼。
OJP:分割出願用の書類を準備。外国語特許出願のため、原出願時に、JPOに提出されていない図面があるため、欠落に注意。その後、原出願の意見書、補正書を見直し。
FUS:クライアントから応答指示を受領したので、指示レターを作成して、ネイティブチェックを秘書に依頼。
SJP:当初提案した補正案に同意する旨の回答を受領したので、補正書および意見書を作成。係属クレームおよび提出報告も作成して、明朝、秘書に提出を依頼。2ヶ月の延長で済みそう。
SDP:拒絶理由通知に対する応答案を検討。続きは、明日。

夜、テレビで、JAXA川口淳一郎さんの出演している番組を偶然見た。
・現在見えているものは過去のもの。
・教科書や論文は読まない(独創性が発揮できないから)。
・新しいものに取り組む時は、3ヶ月は教科書を見ずにやってみる。
・仕事は、プロジェクトのようなもの。6割の出来を100%確保すること。100点満点を狙ってはいけない。
・一流・・・事故が何もおきないこと。二流・・・予測していないことがおきること。三流・・・予測していたことがおきること。

2011.6.9 0715−2100
SDP:前日に方針を固めた事件について、コメントを起案して秘書に送信を依頼。
個人の出願人から、書類の郵送を受領したので、内容を確認して受領確認メールを送信する。見積もり費用を計算。本願の内容を確認。
SUS:5月31日付提出の事件について、アドバイザリーアクションが発行されたので、補正+RCEを提案する報告を急遽作成。
SDP:出願事件について実施例を口述筆記する。途中、図面の不備に気づいたので別途修正を依頼。
SCN:在外代理人から局指令に対するコメントを受領していたので、反論をベースとした応答案を起案して、クライアントへの送信を秘書に依頼。
FCN:審査意見提出通知書に対するコメントを起案。明細書の記載不備について、細かいところを指摘された。このままでは、有効な反論ができそうにないので、在外代理人のコメントを参考に、特徴を別の観点から捉えたものとして反論することを提案。クライアントが受け入れるかどうか不明。


2011.6.10 0715−1900いつもどおり、出勤。
(−0930)SDP:拒絶査定に対する応答案を検討して、クライアントに報告。周知技術との認定に対して反論を提案。
0930−1000:TJP:拒絶査定報告を起案しかけたところ、FUSについて、AdvisoryActionを受領したので、そちらにスイッチ。
1000−1050:FUS:アドバイザリアクション報告のために審査官の見解をチェック。反論がクレームの記載に基づいていない点が指摘されている。その点を含むコメントを作成して秘書に送信を依頼。
1050−1340:TJP:拒絶査定報告を起案して、内容チェックを依頼。
SIN:局指令報告を起案。アクセプタンス期間があるので、分割出願も合わせて提案する。
SDP:口述筆記した明細書が仕上がってきたので、その修正。図面の修正は来週に。