Mr. Handy（便利氏）の一週間 4/18 （アーバイン→サンノゼ）

プロモーション：１日目

朝食後、ホテル周辺を散歩。８：３０にチェックアウトを済ませる。午前中の訪問先（事務所２か所）は、ホテルから徒歩圏内のため、スーツケースを預けて徒歩で訪問。

９：００〜１０：４５
１か所目は、個人事務所だが、オフィスビルには表示がない。ガードマンに場所を聞くと確かにここでよいとのこと。１３階に上がると、個人事務所の集合であるが標識として一つの法律事務所の看板を掲げたオフィスがある。
代理人に話を伺うと、個人で業務をすることを望む人のために、共通の受付、FAX、会議室などを提供する管理会社があり、その代理人は、そこにテナント料を払って、一室を、個人事務所として使用しているとのこと。固定費の負担を抑えるための手法として、日本でも活用できるかもしれない。
事務所の宣伝よりは、個人事務所での代理業務の進め方（訴訟行為はしない。出願手続きに焦点を絞る、特許のみならず商標などの問い合わせにも対応しているので中小企業からの依頼で十分であること等）を伺う。
１０：１５分ぐらいには辞去したが、代理人の好意で空いている会議室を休憩場所として使わせて頂いた。

１１：００〜１３：３０　（２か所目）
１か所目の事務所のあるビルの隣のビル。和やかなパートナーの出迎えを受けて、何名かの同僚の隣席も頂く。昨年お会いした方にもお目に書かれた。
当所の予定通り、一通りプレゼンテーションを行なう。いろいろ質問がでたが、同僚とともに何とか乗り切る。
終了間際に昨年お会いした方から、来日の予定である旨を伺う。是非お立ち寄りいただきたい。
ご厚意で、近所のメキシカンレストランで、ランチをご馳走になる（計７名出席）。
食事中、物理学者から弁護士になった理由、カリフォルニアに移ってからは故郷の東海岸に戻れないことなど、いろいろな話題で盛り上がった。
その後、ホテルに戻る。フロントに行き先を告げたうえでタクシーを呼んでもらう。スーツケースが３個あるのでミニバンタイプを要求。

１４：３０〜１７：００
知財責任者と面会。一人しかいないとのこと。現在、知財業務の見直しを進めており、その一環として、ＵＳ代理人、ＥＰ代理人、ＪＰ代理人の集約を検討中とのこと。要するに、各国につきどこか一か所に集約したいとのこと。
ＯＡ応答について、現在のオプションを説明したうえで、実際に用いられているオプションに言及すると、食らいついてきたので、感触あり？
ファイル室を見せていただき、紙ベースのファイルの保存方法、電子化等について説明を受けた。重複書類の排除、スペース効率の改善のためには、電子化を本格的に検討したほうがいいと思う。
予想以上に滞在時間が長くなり、タクシーを呼んでもらい、ＪｏｈnWain空港に。
ＵＡ１８０便にて、サンフランシスコに戻る。なお、このフライトは、最終目的地は、東部のボストンとのこと。サンフランシスコで降機しない乗客がいた。
２１時ぐらいにタクシーに乗車し、いよいろ、シリコンバレーの中心地サンノゼに移動。５０分ほどでサンノゼの宿泊地(TheFairmont）に到着。長い一日がようやく終わる。
明日は、５０ｋｍほどを車で移動して、企業訪問予定。