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備忘録

Lee Ritenour / Rit's House

秋の夜長にフュージョンを。
一年前の今頃、DC研修中に訪問した在外代理人の運転する車でホテルに送ってもらったときにカーオーディオから聴こえてきたスムーズジャズを思い出す。
以下は、Amazonからの引用。

Amazon.co.jp
『This Is Love』以来4年ぶりの作品。本人は「レトロな感じの作品」と言っているが、たしかに懐かしい感じのするサウンドだ。ウエス・モンゴメリー&ジミー・スミスが『ダイナミック・デュオ』でやっていた<2>、あるいはガボール・サボが同名のCTI盤で演奏した<3>、さらにリー・モーガンが1960年代に録音した<11>なども取り上げていて、アルバム全体から60~70年代の香りが漂ってくる。本作もそうしたコンセプトに沿ったナンバーが並んでいて、なんとなく、デビュー時のリトナーを思い出してしまった。ジェリー・ヘイのホーン・アレンジやジョーイ・デフランセスコのオルガンもレトロな感覚を生み出す上で一役買っている。
しかしけっして後ろ向きの作品ではなく、これが自分の原点なんだということを再確認しているみたいだ。<7>はスティングがポリス時代に発表した曲で、ここではマイケル・マクドナルドのヴォーカルをフィーチャー、ブラジル風に仕上げている。ジャジーだけど同時にポップという点で、いかにもリトナーらしい作品だ。(市川正二)

内容(「CDジャーナル」データベースより)
ジャズ・ギターのDNAを受け継ぐカリスマが、M.ミラーをはじめとする超一流プレイヤーのサポートを得て制作した4年ぶりのスタジオ録音。ため息をつくしかない華麗でかつ抑制の利いたギター・ワークが、頂点に上りつめた男の美学と余裕を感じさせる。