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備忘録

北岳登/虚飾のメディア

読みやすく面白い小説。マスメディアの内幕が感じられた。
以下は、Amazonからの引用。

内容(「BOOK」データベースより)
関東テレビ・報道局のエース小林昭介は、局の看板ニュース番組「ワールド・ナウ」のプロデューサーに任命される。社内抗争や外部プロダクションとの癒着で疲弊していた同番組は、小林のテコ入れで順調に視聴率を取り戻していく。ところが、あるとき視聴率操作事件が発覚。何よりも視聴率を優先する業界構造が必然的に引き起こした事件だった。小林は、年間2兆円という巨額の広告収入に安住し、トカゲの尻尾切り的な対応で事態収拾をはかる経営陣に失望する。そして、質の高い番組作りと視聴率獲得のはざまで苦悩を深めていくのだった…。第一回ダイヤモンド経済小説大賞・佳作受賞作品。

内容(「MARC」データベースより)
テレビ局の看板番組のプロデューサーに任命された小林。社内抗争や外部プロダクションとの癒着で疲弊していた番組は、小林のテコ入れで順調に視聴率を回復する。ところが、ある時視聴率操作事件が発覚する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
北岳
1948年千葉県生まれ。東京大学農学部卒業。全国紙記者を経て民放テレビ局プロデューサー。2000年に退社し出家。曹洞宗僧侶。『虚飾のメディア―小説・巨大テレビ局』により、第一回ダイヤモンド経済小説大賞・佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)