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備忘録

ミッドナイト・エクスプレス

『脱獄することを、ミッドナイトエクスプレスに乗る、という』との一説が強烈に記憶に残っている小説の映画。視聴するのは4,5回目。以下は、WOWOWオンラインからの引用。

作品紹介
はるか遠くの国トルコで麻薬所持が発見されてしまい獄中生活へ。
そこで人間らしい生活を完全に奪われた米国人青年が自由を求め続けたという、衝撃的実話を映画化した秀作!

解説
本当にあった恐るべき実話を、ヒューマニスティックな視点から映画化したのは、「愛と哀しみの旅路」「ザ・コミットメンツ」などの名匠A・パーカー監督。
緊迫感あふれる演出で作品全体を引き締めた。外国で麻薬を所持したことは確かに罪だが、理不尽な扱いを受け、生きる意味を見失いそうになる主人公。
彼の葛藤を描く感動作としても、刑務所が舞台のサスペンスとしても楽しめる力作だ。アカデミー賞では脚色賞(後に「JFK」などを監督するO・ストーン)と作曲賞(「フラッシュダンス」のG・モロダー)の2部門でオスカーに輝いた。

ストーリー
トルコから麻薬のハシシを持ち出そうとし、空港で当局に逮捕された米国人青年、ビリー・ヘイズ。
裁判で懲役4年の判決を受けて投獄されることに。
それから3年あまり、模範囚として刑期をつとめたビリーだが、驚くべきことにそこで裁判はやり直され、ビリーはさらに30年の刑期延長を言い渡されてしまう。
厳しい看守に見張られ、人権を無視された獄中での長い日々が続くうち、ビリーは自由への期待も正常な精神も失っていき……。