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備忘録

クラウド/樹林伸

不思議な小説だった。
今はやりのクラウドも、こんな小説になるのだ。

以下は、Amazonからの引用。

内容紹介
登録者10億人。140文字のありふれた出会いから始まった、前代未聞の犯罪。
メガヒット漫画原作者でもある著者のインターネット社会に警鐘を鳴らす、驚愕のネットワークミステリー!

玉木つぐみは、社内不倫をしたことが噂になり、出社ができなくなっていた。家で一人でいる間にふと始めたツイッターで、何気なくつぶやいた一言に、見知らぬ誰かから返事がくる。『一人と書いて、カズトと読むんです。』男か女かもわからないカズトと短い言葉を交わしていくうちに、つぐみは閉ざされた心の中に何かが満たされてゆくのを感じていた。やがて、元彼・長瀬との辛い恋や仕打ちを打ち明けるまでに心を開いたつぐみだったが、その数日後、長瀬が何者かによって殺された。「もう、大丈夫だよ、つぐみ。長瀬はもう二度と現れない」――まさか、カズトが犯人なのか。次々とつぐみの周りで起こる不可解な出来事に潜む影の正体とは。140文字のありふれた出会いから始まった、前代未聞の犯罪。驚愕のネットワークミステリー。
内容(「BOOK」データベースより)
玉木つぐみは、社内不倫がこじれ出社拒否に陥っていた。誰とも話さず部屋に引きこもり、何気なく始めたTwitterで「LONESOMECLOUD」というIDの男と出会う。どこの誰かもわからない相手だからこそ、安心して何でもつぶやくことができたのだが…やがてつぐみの周辺で異変が起こり始める。暴かれた本名、毎日届けられる薔薇、そして元恋人の死…。カズトはいったい誰なのか、そして彼の狙いは―。
著者について
1962年生まれ。漫画原作者として「金田一少年の事件簿」「神の雫」など数々のヒット作を輩出。著書に小説「ビット・トレーダー」(小社)などがある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
樹林/伸
1962年東京都生まれ。早稲田大学政経学部卒業。『金田一少年の事件簿』『神の雫』など多数のメガヒット漫画の原作者として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)