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備忘録

パイロットの様子がわかって面白い。元機長の書いた小説だけのことはある。

20年前に、シンガポールからロンドンまで、シンガポール航空の当時の最新鋭機ボーイング747−400で飛んだ時を思い出す。
あの時、ダメもとでお願いしたら、コックピットに入れてもらえた。サウジアラビア上空を飛んでいるとのこと。
今では、テロ対策もあって(風貌からしても)入れてもらえないかも。
また、チェックリストがうまく活用されているようで、実務にも参考になる。
以下は、Amazonからの引用。

内容(「BOOK」データベースより)
新米機長、村井知洋は頭を抱えた。ミスひとつで資格を剥奪されてしまう査察飛行、その担当が氏原政信キャプテンに決定したからだ。氏原は鋭いチェックで皆から恐れられる存在だった。そして、村井の最も長い一日が、幕を開ける。目的地、雪のニューヨークは遙か彼方、前途には様々なトラブルが待ち受けていた。操縦席、そしてパイロットの真実を描き切った、内田幹樹の最高傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
内田 幹樹
1940‐2006。東京都生れ。1965(昭和40)年、航空会社入社。ボーイング747‐400などの機長として国内線、国際線に乗務。その間十数年にわたり、操縦教官としてライン・パイロットの教育にあたった。’97(平成9)年、処女長編小説『パイロット・イン・コマンド』でサントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞。プロのパイロットが書いた本格航空小説として高い評価を受けた。小説の一方、その経験を生かしたエッセイも手がけ、『機長からアナウンス』『機長からアナウンス第2便』は、ともにベストセラーとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)