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備忘録

人は仕事で磨かれる/丹羽宇一郎

夏休みの読書ではないけれど、先週読了した本をリストアップ。
(これは、かつて読んだ本の再読)
以下は、Amazonからの引用。

商品の説明
人は仕事で磨かれる
昨年までの6年間、伊藤忠商事の社長を務めた著者は、1999年には約4000億円に上る不良資産の一括処理に成功し、翌2000年度の決算では同社史上最高益を計上するなど、その辣腕ぶりが注目されるリーダーだ。本書は、現在会長職に就く著者が、自らの半生を振り返りつつ、企業人としてすべてを賭けて臨んだ同社の改革の舞台裏を明らかにするもの。そこで得た教訓や、トップが後任を育てる知恵と志について熱く語る。
「人にはそれぞれ役割があります。私の場合はさしずめ、伊藤忠にとって考えられるすべての膿を掻き出すことだった」と述べ、自らを「掃除屋」と割り切って社長職を引き受けたと言う。また、「自分の人生なんてたかが知れている。社長を辞めたらタダの小父さんだ。格好つけたってしょうがない」と言ってはばからない。こうした著者のエネルギーが組織全体に浸透していく様子を、様々な経験談を通じて描いていく。数え切れないほどの社員とEメールで直接対話する地道な努力や、「給料に差が付くのはしょうがない。しかし仕事で自らが育つ『見えざる報酬』を与えたい」という願いは、人生の多くの部分を仕事に重ねることの清さを、若い世代に訴える迫力に満ちている。

(日経ビジネス 2005/03/28 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)

    • このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

出版社 / 著者からの内容紹介
汗を出せ、智恵を出せ、もっと働け!
4000億円の不良資産を一括処理した翌年に史上最高益を出して世間を瞠目させた伊藤忠商事の経営トップが、人生と経営の指針を語る。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。