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備忘録

ロン・カーター スターダスト

米国出張に備えて、機内で聴く音楽を物色。
以下は、Amazonからの引用。

内容(「CDジャーナル」データベースより)
好セールスを記録したブラジル3部作に続くニュー・アルバムは、亡きベーシスト、オスカー・ペティフォードに捧げられたもの。ゴルソンほかビッグ・ネームとの共演でしっとりと仕上げた。


内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
このところラテン作品の多かったロン・カーターだが、これはジャズ・ベースの大先輩オスカー・ペティフォードにトリビュートした正攻法のジャズ。ベニー・ゴルソンのテナーとジョー・ロックのヴァイブを加えたクインテット編成というあたりがちょっと変わっていて、編成は違うものの、全体にMJQに通じるエレガンスを感じさせるサウンドだ。もともとロンには室内楽的志向があり、そうしたテイストはこの作品にも反映されている。あと興味深いのはフュージョン・ドラマーと思われているレニー・ホワイトに、あえてフォー・ビートを叩かせている点。これはヒューストン・パーソン(『オルフェ』)やハーヴィー・メイソン(『ホエン・スカイズ・アー・グレイ』)の起用を覚えている人にとっても、思わずニヤリとする人選だ。選曲はペティフォードの代表曲3曲にロンのオリジナル3曲、それにペティフォードにちなんだスタンダード2曲という構成。いかにもロンらしい知的でスマートな作品だ。 (市川正二) --- 2001年11月号